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2008年03月30日

涙あふれる・・・

3月22日土曜日は、愛娘の卒園式だった。

親の都合で、生後わずか4か月目で入園させた。
長い長い保育園生活の最後の日。

最初は心配で心配で、娘が自分で保育園での様子を話してくれるようになるまでは、妻とも口論が絶えなかった。
友達とけんかもしたし、風邪もよくひいたし、泣いたり笑ったり褒められたり怒られたり・・・
娘のここまでの成長が集約された場所の一つだと思う。
その娘の晴れ姿を是非とも瞼に焼き付けたい。

しかしその日も激務の日程。
仕事を休んででも娘のために式に参列してくれる父、これも正しい選択の一つだろう。
だがうちを信頼して来てくださる患者さんに、うちを必要としてくれる方たちに背を向けたくないのも事実。

どうするべきか・・・

悩んだ挙句私は激務に向かう方を選んだ。
うまくいえないけど、自分の中にそうすることで娘に伝えたい何かもあるんだと思う。
もしかしたら父親として・・・
単にやらなければいけないことは避けずにやるべきだ、それだけのことかもしれないが。

やらなければいけないこと、それは仕事だけではない。
式に顔を出してやることだって重要。
天秤にかけて仕事をえらんだわけじゃない。

仕事を休んで参列ではなく、仕事をこなしてなお式にも顔を出す。
それが自分の理想。100点。
欲張りなだけかもしれないが、できることはみんなやるんだ!
予約などを出来る限り前夜や早朝に分散させてもらい、全力で100点満点に向かって突っ走る。

しかし・・・忙しい・・・

20分、暇をくれ。
そしてら一目見て、娘に手を振って、そしてまた職務に戻ってこれるんだ。

だが繁忙が予想されたとはいえ、それはいつも以上だった。
不運にもいろんな出来事が重なり過ぎた。
気がついたら・・・とっくの昔に昼も過ぎていた。

手は抜かなかった。
精一杯やったんだけど、時間は戻らない。


『見に来てね』の娘の声には応えられなかった・・・。



職場の私の机に目をやると、そっと卒園文集がおかれていた。

中を見る前にすでに泣・・・

娘が自分よりも先に私に見せたいと置いて行ったらしい。

その伝言を聞いてまた泣・・・(バカ親父)

ふう、娘がここに立ち寄ったことさえ気づいてやれなかったんだ・・・



深夜職務終了。
ようやく落ち着いて卒業文集を開く。
年のせいか涙線が弱ってて、人前では読めませんからね、こんなの。

写真ではなく、一人1ページに自画像&プロフィールが書かれている。
いい思い出になるだろうなあ、こういうの。

将来なりたいもの、他の女の子が看護師、ケーキ屋、保母さんなど女の子らしい一般的な答えが多い中、うちの娘は・・・

私の病院で働きたいと・・・

ああ、もうダメだ。

まわりに誰もいないし、もう激激号泣!!

でもどうしようもないっしょ、これは。
涙が次々あふれてくる。
はあ、これだからまわりには娘よりも親父の方が心配って言われるんですよね~。
きっと娘の結婚式なんてなった日には、確実にショック死です、ハイ(笑)。



何しろひとつわかったのは、手を抜かずこのまま全力プレイヤーでいるべきだということ。
仕事も遊びも何にしても。
しんどい、なんてくたばってなんかいられないね。

生き生きとした親父であるためにもそろそろヒラメちゃんでも探しに行きますかねえ。
歓迎してよね、富山湾。



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この記事へのコメント
日々激務お疲れ様です。
先日、ウチのぼんも卒園式でした。同じように卒園文集みたいなものがあり一人一人将来の夢が書いてありました。野球選手、サッカー選手、ケーキ屋など子供らしい夢が並ぶ中一際異彩を放つ夢が。

ウチのぼん「釣具屋の店員」 …(-''-;

子供は親をしっかり見てるようです。
さ、仕事片付いたら海に出ますか…。
Posted by つ at 2008年03月30日 10:20
こんにちは。

なんか読んでて、自分とダブって涙が・・・(涙
自分も同じような状況なので。

子供っていつの間にか成長して行くんですよネェ・・・・それを見逃した感が強くって。

なんで、子供の行事ごとには、なるべく時間作って参加するようにしてます。
Posted by hiroshi at 2008年03月30日 11:16
おはようございます・・・

泣けてしまいましたよ。姫はちゃんと見てますね、お父さんの背中を・・・

いつかはどこぞの馬の骨にくれてやらないかんのだけど、その日まで力いっぱいの背中を見せてやれたらと思う。家も姫二匹だからね!平目ちゃんがまってるよ♪釣りも仕事も楽しみませう。(^^)v
Posted by ユキ at 2008年03月30日 11:25
なんて優しい娘さん。またがんばろうっていう1番の力ですね(^^)。
Posted by 空 at 2008年03月30日 19:41
こんばんは。
元気になられたようで良かったです。
娘さんはちゃんとお父さんの背中みてますよ。愛されてますね!
これからも仕事に釣りに全力でいって下さいね!
Posted by まえだ at 2008年03月30日 20:25
がちこ~~~~ん,,,大粒涙,
涙無しには読めませんでしたよ,ううぅ><)
立派な娘さんで本当に幸せじゃないですか!! うらやましいですぞ! 殿!(笑)

それでは,らしくいきましょか~♪
Posted by よね at 2008年03月30日 21:58
おぉぉ~、こちらも涙記事が。うちもですよ・・・泣きました。
子供はしっかりと親の背中を見ています。子供はちゃんと理解してくれてますよ!
Posted by 風(ふう)風(ふう) at 2008年03月31日 01:50
Martさんに比べたら、結構時間の自由が効く自分は幸せなんだと感じました。
不自由であればこそ、想いもまた強くなるのではないでしょうか?
自分は娘の卒園に涙は出ませんでしたので。
Posted by こいち at 2008年03月31日 08:31
涙がとまらなくなるお話ですな。

全力で突っ走るしかないね、父親はさ。
Posted by adman at 2008年03月31日 17:14
Mart様

reonです

すみません
ちがうPCからコメントしたんで開けなかったようです

卒園式ですか・・・
私にも経験ありますね
ほんと涙でした

デカヒラメの釣果期待してますね♪
Posted by reon at 2008年03月31日 18:05
再度reonです

なぜかこのコメントネームからはマイブログに入れないようです(--〆)
とりあえず貼り付けておきますので、!

 http://reon.naturum.ne.jp/

お忙しいのにすみません。。。
Posted by reon at 2008年03月31日 18:13
つさん

爆笑っ!!
いやあ、見られてますね^^。

鬼嫁様に叱られないですか?
子供に悪影響だから釣りやめろ!とか^^。
Posted by マー at 2008年03月31日 20:09
hiroshiさん

見逃した感、強いですよね~。
成長するのが早すぎます・・・

仕事をチョイ抜けして見に行った運動会。
私を見つけてうれしそうにしていた娘の顔が忘れられません。
なんとか時間を作らねば、ですね。
Posted by マー at 2008年03月31日 20:13
ユキさん

>いつかはどこぞの馬の骨にくれてやらないかんのだけど

禁句ですっ!
あー考えたくない・・・
Posted by マー at 2008年03月31日 20:14
空さん

ありがとうございます。
そろそろちょっと休ませて欲しいのですが^^。
Posted by マー at 2008年03月31日 20:40
まえださん

よおく見られてるとなると、下手なことできませんね^^
プレッシャーになりそう。
Posted by マー at 2008年03月31日 20:43
よねさん

らしく行き過ぎるとあっという間に娘に嫌われちゃうかも^^。
Posted by マー at 2008年03月31日 20:44
風さん

同級生でしたよね。
父親なんて何にもしてないくせに涙だけは出るんですよね~。
Posted by マー at 2008年03月31日 21:03
こいちさん

直接見れなかったゆえに想いが増幅しちゃったんでしょうか。
確かにあんなに泣いてたの、人には見せられないなあ(恥)^^。
Posted by マー at 2008年03月31日 21:05
admanさん

それしかできませんよね、やっぱり。

やさしかった父、遊んでくれた父、笑っていた父、殴ってまで諭してくれた父、突然いなくなった父・・・・
自分の親父のイメージをたどってみても、一生懸命だった親父が一番親父らしいと思えます・・・。
Posted by マー at 2008年03月31日 21:10
reonさん

どうしてでしょうね。
でも今度は大丈夫でしょう。
今夜は無理かもですが、早々に必ずお寄りしますね。
Posted by マー at 2008年03月31日 21:13
昔日の自分のようです。
子供は親の背中を見て育つといいます。
いつの日か一生懸命仕事をしていた親を誇りに思う日がきっと来ます。
いや、きっと今でもそう思っていますよ。
Posted by アシスト at 2008年03月31日 23:20
マーさん、泣いたよ、哭いたよ。

同じく今年卒園した娘をもつ親父として。


子供の為にもいつまでも輝いてるパパでいたいね!
Posted by こまきち at 2008年04月01日 12:51
アシストさん

一人だったらここまで出来てたかな、なんて最近ふと思いました。
子供の手本になろうなどとは思っていませんが、下手なことはできないって意識は正直ありますよね。
Posted by マー at 2008年04月03日 16:49
こまきちさん

同い年でしたよね^^
私いまだに思い出して泣いてますもん・・・
嫁には、小学生になるの祝ってあげれないの?と叱られてます・・・。
Posted by マー at 2008年04月03日 16:51
もらい泣きしそうで・・・
私にも娘がいれば同じ気持ちだと思います。男ばかりなのでかわいい!で終わりましたけど。
全力で働く姿が、一緒に病院で働きたい、の言葉を自然に書かせたのだと思います。今後も、何事にも前向きにそして全力に出来ればいいのですが・・・
Posted by morimoripapa at 2008年04月05日 18:59
morimoripapaさん

子供だ子供だと思ってしまっている自分が子離れ出来てないのでしょうね。
入学式を終え親に送られてではなく、登校する姿を見てまた成長を感じています。
成長する姿を見せられて親は子離れするんですかね。
Posted by マー at 2008年04月08日 21:00
 
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涙あふれる・・・
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