Martの慢性ルアー熱闘病記

娘『最近、お父さんお魚持って帰ってこないね・・・』

そう、娘は知っているのだ、私が釣りに行っていたことを。
そしてその２日間とも、お土産がないボーズ釣行だったことを。

２日間した釣りは庄川サクラ。
九頭竜の勢いでついチケットを購入してしまったが、こりゃあ宝くじだね。
解禁日とその翌日はのべ4時間、見事何にもなしに終わった。
ま、俺ごときにそう簡単に釣れるわきゃあないんだけど＾＾

もちろんサクラをあきらめたわけではないのだが、今回はソルト。

家族のリクエストに応えておいしい魚をゲットするぞ！
こういう宿題がある釣行も緊張感が増して楽しいものやね。

制限時間は２時間ほど。
確率が高いのはまだ回遊性の強いアジよりも、ポイントの決まっているメバル→カサゴのリレー釣りだと思う。
浅場メバル用にワンダー60、カサゴ用にカプリスとインチクをセットして出港する。

波はないが、南風が強い。
容赦なく流されるボートのせいで、釣りはそこそこしずらい状況。

最初の30分はメバル、ノーバイト。
以降明るくなったのでカサゴ狙いにチェンジするが、そこでも30分以上まったくのノーバイト。
その後もいつもより早めのポイント移動を仕掛けていくも、反応はないままだ。

ボーズのまま、時間だけがどんどん過ぎていく。
安易に釣れると思ってきた間違いを悔いながら、湧き出てくる焦りを鎮めて対策を考えてみる。

時間的に大移動は難しい。
かといってこの辺りであと手を尽くしてない作戦はなんだ？
餌はない、イカはちゃんと釣ったことない、魚探の反応はマジで乏しい・・・

はあ？何も思いつかねえぞ（汗）

ん、しかたない。
この海況のなか、釣りやすい場所でやれることをやってみよう！
一気に30mラインまであがり、枝針を装着してインチクにてボトム探る。

なんか、全然釣れないこのパターンの釣り。
ボート1年目の春の釣りみたいだ。
ポイントも分からず悲しくなりながら開き直ってボトムバンプを繰り返し、確かあのときはキジハタが釣れたんだった。

あの沖ルーキーのときと同じように、ピュアな気持ちでやってみよう・・・

え、無理があるか＾＾

そうおもってた矢先、竿先に反応が・・・
なんか釣れたっ！

ここにいたか、メバル！

しかしその後続かず、どうやら移動中に偶然釣れちゃったようだ＾＾

乱れうち状態の釣り、交通事故的釣果、枝針にヒット、いうほどのサイズでもない・・・
しかしそうはいってもこいつは、うれしい1尾だ。

ありがとうメバル！

そして終了間際、今度はメバルよりもよく泳ぐお魚がヒット！

でかアジかと思ったら・・・

ホウボウ


変な顔（笑）


こいつが釣れるときはどうもこういう釣れない釣りのときばかりだ。
餌を食うのが遅い魚なのかな？

でも何しろ無事おかずゲットで帰港できた。
なまじ釣れると思っているせいか、サクラ以上にきつい釣りだったなあ。

ふう、しばらく沖釣りは休もうかな・・・（←たぶん嘘＾＾）